自然にポロポロと 涙が溢れ出る。
悲しい涙? 感動の涙?? わからない…。
ヒロは涙を指で拭うと美嘉をぐいっと抱き 寄せ、
すぐに体を離すと ほっぺにチュッと鳴るくらい軽いキスをし た。
「…涙でしょっぱいな」 そう言ったヒロの笑顔は子供みたいで…
窓から見えるグラウンドでは 部活動をしている生徒がたくさんいる。
眩しい夕日が 図書室全体を照らす。
眩しい光に目をそらしながら思い切り背伸 びをしてヒロにキスをしようとしたが、 身長の差が大きいせいか届かない。
ヒロは優しく微笑み 美嘉の体を持ち上げ机の上に座らせ ほっぺに手のひらをにあて唇を重ねた。
長い長いキス…
ヒロの手が制服のスカートをまくりあげフ トモモを撫でる。
「やっ…外から見えちゃうよ!!」
フトモモを撫でるヒロの手を強くおさえ た。
「見せ付けてやろうぜ」 かすれた低い声のヒロ。
耳元で囁かれた声に 抵抗していた力が抜けてしまう。
「ダメだよ!だって…」 言葉を遮るかのようにヒロの舌が美嘉の口
の中へ入って来る。
いつの間にか抵抗するのをやめ、 ヒロを受け入れていた。
ドアの向こうの廊下から聞こえる笑い声 で、
閉じていた目を開く。
いつの間にかグラウンドには誰一人いなく なり、部活動を終えた生徒が 教室に着替えに来る時間…。
「…ヒロ、誰か来ちゃう!!やばいよぉ」 ボタンがはずれてはだけてしまっている制
服のYシャツをもとに戻し 焦って体を起こす美嘉。
「大きい声出したら聞こえるかもな。美嘉 声出すなよ?」
ヒロは意地悪な顔でそう言うと、 再び美嘉の体を倒し首元に唇をなぞらせ た。
ヒロの意地悪… 気持ちいい。
だけど声を出したらバレてしまう…。 声が出そうになると、 ヒロはキスをしながら美嘉の口を塞いだ。
二人はそのまま図書室で愛し合った。 放課後の
図書室で…。
一つになった時、 涙が流れ出た。
「なんで… 泣いてんの?」
心配そうなヒロ。
「幸せすぎて…」
ヒロの腕を ぎゅっと掴む美嘉。
「バーカ!泣き虫美嘉」 顔を見合わせて、
照れくさそうに 微笑む二人。
生のヒロは温かくて… ずっと一緒にいたい。 そう思った。
好きだから 嫉妬したんだよね??
幸せで泣いたの 初めてだよ…。