山姥の前に、川ができました。山姥は川の水をごくんごくんと飲みだしました。小僧さんは、そのすき(すき前)に、なんとか、お寺に逃げ込みました。
お寺では、 お しょう( お しょうお)さんが、もち(もち、)をや(やち)いていました。山姥は川の水をの(のい)みほ(ほい)すと、お寺にやってきました。?小僧を出せ。?山姥は、和尚さんに言いました。すると、和尚さんはこう言ったのです。?お前は、大きくも小さくもなれるというが、ほんとうか。 そうとも。?山姥は答えると、ずんずん大きくなって、天上にとど(とどず)くほどになりました。?なるほど。では、まめつぶ(まめつぶり)くらい小さくなれるかな。 なれるとも。?山姥はそう言うと、あっという間に、豆粒ほど小さくなりました。そこで、和尚さんは、山姥を餅につけて、ごくんとの(のい)みこ(こい)んでしまったということです。
生词
お札(おふだ) 护符,护身符,神符
山姥(やまうば) 山中女妖
頼む(たのむ) 请求,恳求;委托
ごうと (风)呼呼地刮(拟声词)
夢中になる(むちゅうになる) 专心于......,痴迷于......
どんどん 连续不断的样子
ご馳走(ごちそう) 美食,美味
おしっこ 小便,尿尿
真夜中(まよなか) 深夜
裂ける(さける) 裂开
思い切り(おもいきり) 决意,下狠心
崩れる(くずれる) 崩塌,崩溃,崩裂
踏む(ふむ) 踏,踩
一生懸命(いっしょうけんめい) 努力,尽全力
飲み込む(のみこむ) 喝下,吞下;理解,领会
ずんずん 不停地,飞快地
语法注释
1.小僧さんは、夢中になって栗を拾っているうちに、どんどん山の奥に入って行きました/小和尚专心致志地摘栗子,不知不觉走到深山里去了。
"うちに"前接名词+"の"、活用词连体形,表示在时间范围内...。意为"......期间、......以前"、趁..."等。
△ 映画をみているうちに眠ってしまった/看着看着电影就睡着了。
△ 若いうちにいろんな知識を身につけたほうがいい/最好趁年轻多学点知识。
2.家に着くと、たくさんごちそう(ちそうと)を食べさせてくれました/老婆婆给很多好吃的东西吃。
"させてくれる"前接动词未然形,表示他人让自己或自己一方做某事。带有一种受益的语感。
△ おもしろいお話を聞かせてくれました/让我们听了许多有意思的事情。
△ 社長は今度の海外出張に行かせてくれました/这次国外出差,社长让我去。
三张护身符
(日本民间故事)
这是发生在很久很久以前的事了。山里的板栗熟了,小和尚要去摘。老和尚不允许,说:"山上有妖婆,不能去"。但是小和尚一再地央求,老和尚没有办法,给了他三张护身符,就让他去了。
小和尚专心致志地摘栗子,不知不觉走到深山里去了。渐渐地天也黑了,风嗖嗖地刮着,这时出现了一个老婆婆,很和蔼地说:"天黑了,到我家住吧。"到了家里后,老婆婆给了他很多好吃的东西吃。
半夜里,小和尚醒了一看,老婆婆的眼睛变得向上吊,嘴也咧到了耳朵边,分明是个妖婆。小和尚想逃,就对妖婆说:"我要尿尿。"妖婆在小和尚腰上系了根绳子。小和尚去茅厕后,把绳子系在柱子上,然后在柱子上贴了一张护身符,逃了出来。妖婆拉着绳子的一头在等小和尚,但怎么也见小和尚出来。"小和尚,小和尚,好了没?"妖婆一问,护身符就回答说:"还没,还没。"最后妖婆急了,用力一拉绳子,茅厕哗啦倒塌了。妖婆气坏了,"小东西,原来你逃跑了呀!"急忙追了出去。
妖婆跑得很快,很快就追上小和尚了。小和尚赶紧拿出第二张护身符扔了出去,并大声叫道:"变沙丘!"。于是妖婆的面前出现一座沙丘。砂子特别滑,妖婆爬上去又滑下来,小和尚利用这段时间下了山。
但是不久,妖婆又追了上来。小和尚扔出第三张护身符,喊道:"变大河!"。于是妖婆的面前出现了一条大河。妖婆"咕嘟-咕嘟-"地要喝干河里的水。小和尚趁机逃回了庙里。老和尚正在烤年糕。
妖婆喝干水以后,追到了庙里。对老和尚说:"把小和尚交出来。"老和尚说:"听说你既能变大又能变小,真的吗?""当然。"妖婆说完马上变得顶天高。"哦,确实。那你能变得象豆子那么小吗?""当然。"妖婆说完马上变得象豆子那么小了。老和尚把妖婆蘸着年糕,一口吞了下去。
三匹(さんぴき)の子豚(こぶた)
(イギリスの民話)
昔、おばあさんと三匹の小豚がいました。
ある時、おばあさんが小豚たちに言いました。
「この家にはもう食べる物がないよ。みんなここを出て、しあわ(しあわて)せをおさが(さがわ)し。」
そこで、三匹の小豚は、それぞれに家を出ました。
初めに家を出た小豚は、わら(わら家)で家をつく(つく家)りました。
すると間もなくおおかみ(おおかみな)がやってきました。
「小豚や小豚。わたしを家に入れておくれ。」
「いやだ、食べられちゃうもの。」と、小豚が言うと、狼は笑って言いました。
「藁の家なんか、ふっふーのふーとひとふきさ。」
そして、ふっふーのふーと藁の家をふ(ふて)きと(とて)ばして、小豚を食べてしまいました。
二番目に家を出た小豚は、き(きは)のえだ(えだ))で家を造りました。
すると、やはり狼がやってきて言いました。
「木の枝の家なんか、ふっふーのふーを二回さ。」
そして、ふっふーのふー、ふっふーのふーで 家を吹き飛ばして、小豚を食べてしまいました。
三番目に家を出た小豚は、れんが(れんが家)で家を造りました。
煉瓦の家は、狼が何回ふっふーのふーとがんば(がんばの)っても、吹き飛びません。
おこ(おこ、)った狼は、「おぼ(おぼ、)えていろ。必ずおまえを食べてやる。」と言って、帰っていきました。
次の日、狼がやってきて、小豚によ(よ日)びか(か日)けました。
「おい(おいた)しいかぶ(かぶた)がなっているはたけ(はたけい)に行こうよ。」
「いいよ。何時に行くの?」
小豚が言うと、狼は、「六時だよ。」と答えました。そこで小豚は五時に畑に行って、蕪を全部取ってしまいました。
狼はくや(くやま)しがって、また言いました。
「明日の四時に、りんごを取りに行こう。」
そこで 小豚は三時に行って、りんごを全部もいできました。
怒った狼は、小豚の家のやね(やね狼)に登りました。えんとつ(えんとつた)から家の中に入ろうというのです。
小豚は、煙突の下でひ(ひは)をもや(もや))して、大きななべ(なべ大)でおゆ(ゆべ)をわ(わべ)かしました。
そして、狼が煙突から飛び込んできた時、鍋のふた(ふた、)を取ったのです。
狼は、お湯でぐつぐつとに(にと)られてしまいました。
生词
昔(むかし) 很久以前
匹(ひき) 用于鸟兽鱼虫等的量词(头,只等)
小豚(こぶた) 小猪
幸せ(しあわせ) 幸福
捜す(さがす) 寻找
それぞれ 分别,各自
そこで 因此,所以,于是
初め(はじめ) 最初,最早,最先
藁(わら) 稻草,麦杆
造る(つくる) 建造
間もなく(まもなく) 不久,一会儿
狼(おおかみ) 狼
入れる(いれる) 放进,装入
いや 讨厌,厌恶
そして 然后,而且
吹き飛ばす(ふきとばす) 吹飞,吹跑
~番目(~ばんめ) 第…个
木(き) 树
枝(えだ) 树枝
煉瓦(れんが) 砖
頑張る(がんばる) 拼命干,加油,顽强坚持
怒る(おこる) 生气,发怒,发火
覚える(おぼえる) 记住
必ず(かならず) 务必,一定
次(つぎ) 下一个,其次
呼び掛ける(よびかける) 呼唤,招呼
美味しい(おいしい) 味美的,好吃的
蕪(かぶ) 芜菁(草本植物)
畑(はたけ) 田地
悔しい(くやしい) 懊悔的,悔恨的
また 又,再
りんご 苹果
もぐ 拧掉,揪掉,强行摘除
屋根(やね) 屋檐
登る(のぼる) 登,攀登
煙突(えんとつ) 烟囱
入る(はいる) 进入
燃す(もやす) 点燃,燃烧
お湯(おゆ) 开水
沸かす(わかす) 烧开,烧热
飛び込む(とびこむ) 纵身跳入
蓋(ふた) 盖,盖子
ぐつぐつ 咕嘟咕嘟(煮东西发出的声音)
煮る(にる) 煮,熬,炖
语法注释
1.狼は悔しがって、また言いました。/大灰狼感到十分懊悔,又说道。
“~がる”为接尾词,前接形容词或形容动词词干,意为“感到……,觉得……;自以为……”。
△ 寒がる/感觉冷。
△ 嬉しがる/觉得快乐。
2.小豚を食べてしまいました。/就把小猪给吃掉了。
动词连用形后续“てしまう”构成动词完成体。“しまう”是补助动词。动词完成体表示动作、作用的全部完成和结束。当动词完成体所表达的结果不是讲话者所期望出现的,或讲话者做了无意要做的事时,句子会产生因无可挽回而感到遗憾、惋惜、后悔等语气。
△蕪を全部とってしまいました。/把芜菁全都采光了。
△あの人は病気で35歳で死んでしまいました。/那个人35岁就病逝了。
3.「いやだ、食べられちゃうもの。」/讨厌(不要嘛),会被吃掉的!
“~ちゃう”为“~てしまう”在口语中的音变。
△明日までに全部書いてしまうつもりです。→明日までに全部書いちゃうつもりです。/打算到明天全部写完。
△要らないものはみな片付けてしまってください。→要らないものはみな片付けちゃってください。/不要的东西请都整理好。
4.「いやだ、食べられちゃうもの。」/讨厌(不要嘛),会被吃掉的!
“もの”为终助词,接句末终止形后,表示辩解、申述。含有不满、恼恨、撒娇等语气。
△一緒に行ってください。一人で行くのは怖いもの。/和我一块去吧。一个人去太可怕。
△「おそいねえ。」「でも、バスが来なかったんだもの。」/“来得好晚啊。”“公车不来呀。
三只小猪
(英国民间故事)
很久以前,有一位老婆婆和三只小猪生活在一起。
有一天,婆婆对小猪们说道:“家里已经没有东西吃了,你们出去各自寻找幸福吧!”于是,小猪们分别离开了家。
第一只离开家的小猪用稻草建了自己的家。可是不久,大灰狼跑来央求道:“小猪呀小猪,让我进去吧!”
“不,不,你会吃了我的!”小猪说。
“嘿嘿,就这么一个茅草屋,我吹一下就倒掉了!我要把你的房子吹个稀巴烂!”大灰狼狞笑道。然后大灰狼吹呀吹呀,吹倒了茅草屋,吃掉了小猪。
第二只小猪用树枝造了自己的房子。大灰狼又跑来说:“用树枝造的房子,同样给你吹个稀巴烂!” 大灰狼吹呀吹呀,吹倒了房子,吃掉了小猪。
第三只小猪用砖瓦造了自己的房子。这次大灰狼怎么用力都不能吹倒房子,于是恶狠狠的说:“你给我记住,我肯定要吃了你!”说完后无可奈何地回去了。
第二天,大灰狼回来向小猪喊道:“我知道一块地盛产美味的芜菁,去瞧瞧吧!”小猪说道:“好啊,几点出发呢?”
“六点吧!”
然而小猪五点就来到地里,把芜菁全都收摘回来。大灰狼非常懊恼,便又说:“明天四点去摘苹果吧!”第二天,小猪三点就把所有的苹果采摘了。
大灰狼非常生气,爬上小猪房子屋顶,想从烟囱里钻进去。小猪识破了大灰狼的诡计,便在烟囱下架了一口大锅,锅里添满水,下面燃着旺旺的火。当狼从烟囱里滑下来时,小猪揭开锅盖,大灰狼一头掉进了锅里,被咕嘟咕嘟地煮熟了。
三匹(さんびき)の熊(くま)
(イギリス民話)
森に三匹の熊が住んでいました。おおぐま(おおぐまが)となかぐま(なかぐまが)とちび熊です。ある日、三匹は森のおく(おく熊)にさんぽ(さんぽ))にい(いん)きました。すると、ちい(ちいた)さな女の子がやってき(き女)て、かって(かって子)に熊たちのこや(こやち)に入りました。
女の子はテーブルの上に、むぎ(むぎ、)のおかゆ(かゆ、)がのっていたので、よろこ(よろこで)んでいただくことにしました。最初大熊のお粥をひとくち(ひとくちを)食べました。「あつ(あつし)すぎるわ。」つぎ(つぎわ)に中熊のお粥です。「これはつめ(つめの)たすぎる。」さいご(さいご。)にちび熊のお粥です。これはちょうどよかったので、全部食べてしまいました。
次に大熊の椅子に座りました。「これはかた(かたま)すぎる。」中熊の椅子はやわ(やわ。)らかすぎました。そこでちび熊のいす(いすぎ)に座ると、ぴったりです。でも余り長く座っていたので、そこがぬ(ぬる)けました。
女の子は二階に上がって、大熊のベッドにもぐ(もぐ子)りこ(こぐ)みました。「これはあたま(あたま。)が高すぎる。」
中熊のベッドは、あし(あしベ)のほうは高すぎます。ちび熊のベッドは体にぴったりです。女の子はいい気持ちになって、ねむ(ねむっ)ってしまいました。
やがて、三匹の熊がもど(もどて)ってきました。大熊がほ(ほが)えました。「誰か、おれのおかゆ(かゆ、)をく(くゆ)ったな。」中熊も言いました。「誰か、私のおかゆ(かゆ。)にさわ(さわ。)ったね。」ちび熊が、小さいこえ(こえ。)で言いました。「僕のお粥が無くなった。」
椅子を見て、大熊がどな(どな見)りました。「誰か、俺の椅子に座ったな。」中熊も言いました。
「誰か、私の椅子に座ったの」ちび熊もいいました。「僕の椅子がこわ(こわ、)れてる。」
そこで三匹は、にかい(にかい匹)に上がって見ました。また、大熊が叫びました。「誰か、おれ(おれっ)のベッドに寝たな。」中熊もおおごえ(おおごえ寝)で言いました。「いや(いやま)だわ。誰か、私のベッドに入ったんだわ。」
ちび熊も、かわい(かわい、)い声で言いました。「誰か、僕のベッドに寝ている。」
女の子は、熊たちの声で目を覚ましました。見ると、寝ているベッドのそば(そばし)に、三匹の熊がなら(なら匹)んで、自分の方をにら(にら自)んでいます。「いけない。」女の子は、あわ(あわま)てて窓からと(とわ)びお(おわ)りました。
さて、二階からと(と、)びお(お、)りた女の子が、ぶじ(ぶじの)森の中にに(に中)げられたかどうかは、誰も分かりません。だって、熊たちはそれからあの女の子を見なかったからです。
生词
奥(おく) 里头,深处
勝手に(かってに) 任意,随便
ぴったり 恰好,正好合适
抜ける(ぬける) 脱落,掉下
潜り込む(もぐりこむ) 钻进,钻入
吼える(ほえる) (狗,野兽)吠,嚎,叫
食う(くう) 吃
触る(さわる) 摸
怒鳴る(どなる) 大声喊
壊れる(こわれる) 坏,碎,倒塌
覚ます(さます) 弄醒,叫醒
並ぶ(ならぶ) 排列,并排
睨む(にらむ) 瞪
慌てる(あわてる) 慌张
语法注释
1. 熱すぎるわ。/太烫了。
"すぎる"前接动词连用形、形容词?形容动词词干后、表示超过了一定的限度,意为"过于...""太..."。
△ 少し言い過ぎる/说得有点过火。
△ 高過ぎて手が届かない/太高,够不着。
2.「誰か、私のお粥に触ったね。」
终助词"ね"接在句末,表示轻微的咏叹、轻微的叮嘱、征求对方的意见。
△ あら、すてきな洋服ね/哎,这么漂亮的套装呀。
△ 本当に明日来てね/明天一定要来呀。
△ 遅刻しちゃってごめんね/迟到了,对不起。
三只熊
(英国民间传说)
森林里住着三只熊。大熊,中熊和小熊。一天三只熊去森林深处散步。这时来了一个小女孩,擅自走进了他们的小屋。小女孩发现桌子上放着小麦粥,于是很高兴地开始喝粥。她最初喝了一口大熊碗里的粥,但觉得太烫了。紧接着她又喝了中熊碗里的粥,又觉得太凉了。最后喝的是小熊碗里的粥。因为温度正好,所以她把它都喝完了。接着,小女孩坐上了大熊的椅子,觉得太硬。中熊的椅子太软。小熊的椅子正好合适。但是,因为坐的时间太长了,所以把椅子坐坏了。小女孩上了二楼,钻进了大熊的床,说"头部太高了"。中熊的床,腿部太高。小熊的床正好合适。小女孩舒服地睡着了。
不多久,三只熊回来了。大熊怒吼道:"谁喝了我的粥?"中熊也说:"谁动了我的粥?"小熊小声说道:"我的粥没了。"看到椅子,大熊吼道"谁坐了我的椅子?"中熊也说:"谁坐了我的椅子?"小熊也说:"我的椅子坏了。"
于是,三只熊爬上二楼去看。大熊又叫道:"谁在我的床上睡过?"中熊也大声说:"真讨厌,谁躺过我的床?"小熊可爱的说道:"有个人睡在我的床上。"熊的说话声把小女孩吵醒了。她睁开眼睛一看,床边站着三只熊正瞪着自己。"糟了!"小女孩急忙从窗户跳了下去。谁也不知道从二楼跳下去的女孩子有没有逃出森林。因为,从那以后,几只熊再也没有看见那个小女孩。
ライオンと鼠(ねずみ)
(イソップ寓話)
野原でライオンが気持ちよくひる(ひるオ)ね(ねる)をしていました。すると、いきなり、一匹の鼠がライオンの体をかけ上がりました。「うるさいぞ、ちびめ。」ライオンは目を開けると、あっというま(まり)に、太いまえあし(まえあした)で鼠を押さえつけました。「気持ちよくひるね(ひるねさ)をしていたのに。」ライオンはふ(ふて)き(きて)げん(げん))そうに言いました。「わしを起こしたばつだ。お前を食ってやる。」
すると、鼠は、「どうぞおゆる(ゆる、)しください。」と手を合わせました。「私を食べても、おなか(なかさ)のた(たか)しになりません。もし命をたす(たすり)けてくださったなら、いつかごおんがえ(おんがえっ)しをします。」
すると、ライオンは、「わっはっはっはっは。」と笑いました。
「お前に恩返しなどできるがない。でも、その気持ちに免じて、今度だけは許してやろう。」ライオンは、そう言って鼠をはな(はなだ)してやりました。
しばらくして、ライオンはちょっとゆ(ゆら)だん(だん))したすき(すき))に、かりうど(かりうどて)につか(つかう)まってしまいました。そして、なわ(なわい)で木にしば(しばい)りつ(つば)けられてしまったのです。「これは、困ったことになったぞ。わしは殺されてしまうのだろうか。そうでなかったら、遠くに売られてしまうかもしれないぞ。」ライオンは、悲しい声でほ(ほら)えました。
すると、いつかの鼠がやってきたのです。「ライオンさん、少しのしん(しん、)ぼう(ぼう、)ですよ。」鼠は、そう言うと、ライオンをしば(しば。)っていた縄を次々とか(かい)みき(きい)っていきました。ライオンの縄が、ぜんぶ(ぜんぶま)切れた時、鼠は言いました。「いつか、ご恩返しをしますと言ったとき、あなたは笑いましたね。でも、どんな小さいものでも、ご恩返しができるのです。それがおわかりになりましたか。」
生词
かけあがる 往上跑,跑到...上
ちび 矮子,侏儒(贬人的说法);小鬼,小家伙(爱称)
あっという間(あっというま) 瞬间,刹那
不機嫌(ふきげん) 不高兴,不开心
罰(ばつ) 惩罚,处罚
足し(たし) 帮助,补贴
恩返し(おんがえし) 报恩
免ずる(めんずる) 看在...分上;看...的情面
油断(ゆだん) 疏忽大意
かもしれない 可能...,也许...
辛抱(しんぼう) 忍受,忍耐
语法注释
1.すると、鼠は、「どうぞお許しください。」と手を合わせました。/于是,老鼠双手合十虔诚地说:"请您宽恕(放过)我吧。"
接续词"すると",表示两种意思,一是后项事情的发生紧跟着前项。意为"于是,于是乎。"二是作为前项事情当然的结果而导出后项。意为"那,那么,这么说"。
△ 私が歌った。すると妹も歌いだした。/我唱了个歌,于是妹妹也唱了起来。
△ すると、あなたは一人っ子なんだね。/那么说来,你是个独生子啊!
2.そして、縄で木に縛り付けられてしまったのです。/于是,用绳索将其捆绑在了树上。接续词"そして"表示两种意思。
(1)表示累加,意为"而,又,而且"。
△ 今日は楽しくそして有意義な一日でした。/今天是愉快而又有意义的一天。
△ 文学?歴史そして教育と幅広く活躍している/活跃在文学、历史和教育各个领域。
(2)表示前项事情发生后,接着发生了后项事情。
△ 私の家へ3時ごろ友達が遊びに来て、そして6時ごろ帰った/我的朋友三点左右到我家来玩,(然后)六点左右回去了。
△ あたりが暗くなった。そして大粒の雨が降り始めた/周围暗下来了,然后开始下起了大滴的雨点。
狮子和老鼠
(伊索寓言)
一头狮子正在野地上美美地睡午觉。这时,一只老鼠跑到了狮子的身上。"讨厌的小东西!"狮子睁开眼,粗壮的前爪一下子就抓住了老鼠。"谁让你打扰我午睡的!"狮子不高兴地说,"我要吃掉你,作为你吵醒我的惩罚。"
于是老鼠赶紧双手合十恳求说:"饶了我吧,吃了我也不能填饱你的肚子,如果饶我一命的话,总有一天我会报答你的。"狮子听了哈哈大笑。"你根本没有可能报恩,不过看你有这个心,这次就饶了你。"狮子说完放了老鼠。
不久,狮子一不留神,被猎人抓住了。它被用绳子绑在了一棵大树上。"这次完了!我可能被杀掉,或者被卖到很远的地方去。"狮子伤心地吼了起来。
这时那只老鼠来了。"狮子,稍微忍一下",老鼠说着开始一根根地咬绑着狮子的绳子。
当所有的绳子都被咬断的时候,老鼠说:"当初我说总有一天我会报恩时,你还嘲笑我呢。但是,无论多小的东西都能够报恩。你相信了吧"。
眠(ねむ)り姫(ひめ)
(グリム童話)
昔、ある国で、王様とおきさき(きさき国)様の間に、女の赤ちゃんが生まれました。さっそく、さか(さかに)んなおいわ(いわに)いをすることになりました。
お祝いの席には、ま(ま、)じょ(じょ))もまね(まね))かれました。魔女は十三人いたのですが、金のおさら(さらし)が十二まい(まいし)しかなかったので、十二の魔女が招かれました。魔女たちは、赤ちゃんにおく(おくか)りもの(ものか)をしました。
はじめの魔女はやさしい心を、二ばんめ(ばんめ、)の魔女は美しさを。ところが、十一番目の魔女が贈り物をした時です。
とつ(とつは)ぜん(ぜんは)、お祝いによ(よ祝)ばれなかった十三番目の魔女があらわ(あらわっ)れました。
そして、赤ちゃんにこう言ったのです。「この子は十五歳の時、つむにさ(さて)されて死ぬ。」
そう言うと、さっと部屋を出て行きました。
つむはいと(いとう)をつむ(つむう)ぐために使うどうぐ(どうぐ使)です。
すると、まだ贈り物をしていなかった、十二番目の魔女が出てきました。この魔女は十三番目の魔女ののろ(のろ、)いをけ(けろ)すことはできませんでした。でも、こうつ(つと)げたのです。
「いいえ、この子は死にません。ただ百年、眠るだけです。」
王様は、すぐにくに(くに、)じゅう(じゅう))のつむをも(もむ)やすように命令を出しました。
お姫様は十五歳になりました。
ある日、お姫様は一人でおしろ(しろ、)の塔に登りました。塔の奥では、一人のおばあさんがつむを使って、糸をつむ(つむ登)いでいました。「おばあさん、それはなあに?」
お姫様はつむを見たことがなかったのです。おばあさんはにやりと笑って答えました。
「これはつむだよ」お姫様が手をの(のれ)ばすと、つむがぷつりと指をさ(さと)しました。
お姫様は、そのまま深い眠りについたのです。
眠ったのは、お姫様ばかりではありません。王様も、お后様も、けらい(けらいは)も犬もはと(はとい)もかまど(かまど))の火も眠りました。
やがて、お城はいばら(いばらお)ですっぽりとおお(おおぽ)われました。
それで人々は、お姫様を眠り姫と呼びました。たくさんの人が、眠り姫を起こそうとお城に行きました。でも、荊に引っかかれて、誰一人お姫様のそばまでは行けなかったのです。
ちょうど百年た(たう)ちました。
一人の王子様が、眠り姫をたず(たず王)ねてきました。お城の荊は、美しい花をさ(さき)かせていました。王子様がすす(すすま)むと、荊は自然に道をあけました。お城に入ると、もん(もん荊)ばん(ばん荊)もりょう(りょう))り(りょ)ばん(ばん))も眠っています。奥では、王様とお后様が眠っていました。何の音も聞こえません。
王子様は、どんどん歩いてとうとう眠り姫の眠っている部屋に着きました。王子様は、姫の顔を見てつぶや(つぶや、)きました。「なんて美しい姫だろう。」王子様は、そっと眠り姫のほお(ほおた)にキスしました。
とたんに、眠り姫がぱっちりと目をひら(ひらに)いたのです。そして、やさしく王子様を見上げました。眠り姫と王子様が、手に手をとって、部屋から出てくると、王様とお后様が目をさ(さを)ましました。それから、お城の全部のものが目を覚ましたのです。お城は急ににぎ(にぎし)やかになりました。
やがて、眠り姫と王子様は結婚しました。二人は、いつまでも幸せに暮らしたということです。
生词
さっそく 立刻,马上,迅速
お祝い 祝贺
招く(まねく) 邀请,招待,宴请
つむ (纺线用的)顶线轴,纺锤
紡ぐ(つむぐ) 纺线,纺
呪い(のろい) 咒骂,诅咒
眠りにつく(ねむりにつく) 就寝,入睡
告げる(つげる) 宣布
鳩(はと) 鸽子
竈(かまど) 炉灶
すっぽり 完全蒙上(盖上)
そっと 悄悄的,轻轻的
ぱっちり 眼睛大而美丽
賑やか(にぎやか) 热闹
キス 亲吻,亲嘴,亲
呟く(つぶやく) 嘟囔,发牢骚,唧咕
門番(もんばん) 门卫,看门的人
荊(いばら) 荆棘,有刺灌木
语法注释
1.ところが、十一番目の魔女が贈り物をした時です。
接续助词"ところが"表示与预想和期待相反的逆接。意为"但是,可是,没想到"。
△ 万事うまくいったと思った。ところが、とんでもないことになった。/以为一切顺利,没想到发生了意想不到的事情。
△ 天気予報では今日は雨になると言っていた。ところが、全然降らなかった/天气预报报道今天有雨,但是一点雨都没下。
2.この魔女は十三番目の魔女ののろ(のろ女)いをけ(けろ)すことはできませんでした。
句型"~ことができる"前接动词连体形,表示能力和可能性。
△ フランス語を話すことができますか/您会说法语吗?
△ 残念ですが、ご要望におこたえすることはできません/非常遗憾,不能满足您的要求。