饭饭TXT > 海外名作 > 《日语句型地道表达500例》作者:[日]友松悦子等【完结】 > 日语句型地道表达500例.txt

③ 「これをもちまして第十回卒業式を終了いたします。」.4

作者:日-友松悦子等 当前章节:15402 字 更新时间:2026-6-22 20:41

③ 「これをもちまして第十回卒業式を終了いたします。」.4

② 副主任といえども、彼は監督者だったのだから、事故の責任は逃れられない。

③ 彼は暴力で友達から鐘を取り上げるということをしたのだから、未成年といえども罰を受けるべきだ。

∞ 名詞・普通形型+といえども

10 ~とはいえ<~けれども> ◆ 「~」から受ける印象や特徴の一部を否定して実際のことを説明イする表現。

① 彼は留学生とはいえ、日本語を読む力は普通の日本人とほとんど同じです。

② ここは山の中とはいえ、コンピューターもラックスもあるから不便は感じない。

③ 新聞にかいてあるとはいえ、これがどこまで本当のことかは分からない。

④ 梅雨があけたとはいえ、朝夕は涼しくて少し寒いくらいだ。

☞ 普通後の文にははなす人の意見、判断などの文が来ることが多い。

∞ 名詞・普通形型+とはいえ

11 ~ながらも<~けれども・~のに>

① 今月引っ越したばかりの新しい事務所はせまいながらも駅に近いので満足している。

② 彼は豊かな音楽の才能に恵まれながらも、その才能を十分に生かせないうちに病に倒れ、三十二歳でなくなってしまった。

③ ミルーはあれほど多くの優れた作品を残しながらも、当時は絵が売れず生活は非常に貧しかったという。

☞ 「~ながら」より硬い表現。使い方や意味は同じ。

12 ~ところを<~のに・~だったのに> ◆ 「~という状況なのに~した」と言いたい時。

① 「お忙しいところをご出席くださり、ありがとうございました。

② あの人は疲れているところを、私のためにいろいろ調べてくれた。

③ 黙っていてもいいところを彼は「僕がやりました」と自分から正直に言った。

④ お世話になった方が病気と聞き、すぶにお見舞いに行くべきところを、外国にいたためお見舞いにもいけなかった。

☞ 話す人の感謝や後悔などの感情のこもった言い方が多い。挨拶の時の慣用表現が多い。他例 お疲れのところを、ご多忙のところを、おやすみのところを

∞ 連体修飾型+ところを

13 ~ものを<~のに> ◆ 不満、恨み、非難、後悔、残念な気持ちを込めて言う時の言い方。

① 先輩があんなに親切に言ってくれる者を、彼はどうして断るのだ。

② 「知っていれば教えてあげたものを。しらなかったんです。

③ 夏の間にもう少し作業を進めていればよかったものを。怠けていたものだから、今になって、締め切りに追われて苦しんでいる。

④ あの時、薬さえあれば彼は助かった者を。 ☞ ②③④のように、期待とは違ってしまった現実を悔やんだり、不満に思ったりしたときに良く使われる。④の例のように、後の文が省略される場ありが多い。

∞ 連体修飾型(「名詞+の」の形はない)+ものを

14 ~と思いきや<~かと思ったら、そうではなく> ◆ 「普通に予想すると~だが、この場合は~ではなかった」と意外な気持ちを表す。

① 父は頑固だから兄の結婚には反対するかと思いきや、何も言わずに賛成した。

② 彼はまりにあんなに空いたがっていたんだから帰国したらすぐに彼女のところに行くかと思いきや、なかなか行かない。どうしたんだろう。

③ 父親が大酒飲みだったから彼もどんなにたくさん飲むのだろうと思いきや、一滴も飲めないんだそうだ。

☞ 公式の文や論文などの硬い文章にはあまり使われない。

§19 原因・理由 物事がそうなったわけや、そのように感じたり考えたり判断したりするわけなどを言うときは、どんな言い方がありますか

(1) 原因・理由 そうなったわけやそう思うわけを言いたい時

1 ~によって・~による<~が原因で>

① この店は一昨年からの不景気のよってついに店をしめることとなった。

② 女性の社会進出が進んだことにより、女性の社会的地位もだんだん向上してきた。

③ 地震による被害者は6千人以上になるようだ。

∞ 名詞+によって

2 ~から・~ことから・~とこらから<~が原因で・~が理由で>

① 煙草の火の不始末から火事なった。

② 友人の無責任なひとことから、彼女は会社にいられなくなって会社を辞めた。

③ この辺は桜の木が多いことから、桜木町と呼ばれるようになった。

④ 彼女はアラビア語ができるということから、オリンピックの通訳に推薦された。

⑤ 灰皿に煙の立っている吸殻が残っていたところから、犯人はまだ遠くへはいっていないと思われる。

☞ 「~ところから」は外にも理由があると思われる、という気持ちが加わる。

∞ 名詞+から 連体修飾型(「名詞+の」の形はない)+ことから

3 ~からこそ A <~から> ◆ 「~」がただ一つの理由であり、大切であることを強調したい時に使う。

① 「あなただからこそ、話すのです。外の人には言いませんよ。」

② 彼は数学や英語の成績が良かったからこそ、合格できたのでしょう。

③ 先生に手術をしていただいたからこそ、再び歩けるようになったのです。

☞1 「~からこを、~のだ」という形の使い方が多い。

☞2 ☓努力しなかったからこそ、合格できなかったのですよ。マイナスの意味を強めるときにはあまり使われない。  

~からこそ B <~から、かえって> ◆ 常識に反する理由だが、その理由を特にいいたいときの言い方。

① 可愛いと思っているからこそ、厳しくしつけるのです。

② 知らない人ばかりだったからこそ、言いにくいことも言うことができたのだ。

③ 雨だからこそ、家にいたくない。雨の日にうちにいるのは寂しすぎる。

4 ~につき<~のため>

① 店内改装中につき、しばらく休業いたします。

② 本日は祭日につき、休業。

③ この手紙は料金不足につき、返送されました。「郵便局からの通知」

☞ お知らせ、掲示、張り紙など、通知の文の決まった言い方。

∞ 名詞+につき

5 ~こととて<~ことだから>

① 「世間知らずの若者のしたこととて、どうぞ許してやってください。」

② 「山の中の村のこととて上等な料理などございませんが。」

④ 子どものこととて、何を聞いても泣いてばかりいる。

∞ 連体修飾型+こととて

6 ~とあって<~というわけで・~ので> ✎ ◆ 「~ので~だ」という観察などを言いたい時。

① 外国へ行くのは初めてとあって、会員達はみんな興奮していた。

② 歳末代売出しが始まったが、不景気とあって、デパートの人手は良くなかった。

③ 苦しい練習を超えての優勝とあって、どの選手の顔も喜びにあふれていた。

☞ 後の文ではつく別な様子や状況についての話す人の観察を言う。

7 ~ゆえ(に)・~ゆえの<~から・~のため>

① 円高ゆえ、今年の夏休みに海外に出かけた人々は例年より多かった。

② 新しい仕事はなれぬことゆえ、失敗ばかりしております。(手紙文)

③ 湯治は貧しさゆえに、小学校にいけない子どももいた。

④ 犯行の原因は家族の愛情が乏しかったゆえのことだろうか。

☞ 少し古い文語的な表現

∞ 名詞(の+)・連体修飾型(「な」と「の」がない場合もある)+ゆえに

(2) 原因・理由 そうなったわけ、またはある判断をするわけを言いたい時

1 ~おかげで・~おかげか・~おかげだ<~の助けで> ◆ 「~の助けがあったので、結果になった」と感謝の気持ちで言う時。

① 彼が今朝電話をかけてきてくれたおかげで、遅刻しないで住んだ。

② よるの道路工事が終わったおかげか、昨夜は何時もより良く寝られた。

③ 今日、私が指揮者としてせいこうできたのは斎藤先生の厳しいご指導のおかげです。 ∞ 連体修飾型+おかげで

2 ~せいで・~せいか・せいだ<~が原因で> ◆ 「~の原因で、悪い結果となった」と言いたい時の言い方。

① 林さんが急に休んだせいで、今日は三時間も残業しなければならなかった。

② マリが授業中に何回も話し掛けてkる。そのせいで私まで先生に叱られてしまう。

③ タンさんは最近体の具合が悪いと聞いているが、気のせいか、顔色が悪く見える。

④ 兄さんが今日晩御飯をぜんぜん食べなかったのは病気のせいだと思う。

∞ 連体修飾型+せいで

3 ~ものだから・~もので・~もの<~ので> ◆ 個人的な言い訳を言いたいときに良く使う言い方。

① 先生 「どうして遅刻したんですか」学生 「目覚し時計が壊れていた者ですから」

② 姉 「あっ、私のベストまた着てる。どうして、黙って着るの。」妹 「だって、これ、好きなんだもん。それに、お姉さん、いなかったし。」

③ 今週は忙しかったもので、お返事するのがつい遅くなってしまいました。「手紙文」

∞ 連体修飾型+(「名詞+の」は「名詞+な」になることが多い)+ものだから

4 ~ばかりに<~ことが原因で> ◆ 「そんなことが原因で、予想外の悪い結果となってしまった」と言いたい時。

① 注意を忘れてちょっと生水を飲んだばかりに、おなかを悪くしてしまった。

② パスポートを取りに行ったが、はんこを忘れたばかりに、もらえなかった。

③ コンピューターの知識がないばかりに、社内の希望の課に行けなかった。

☞ 後には悪い結果の文が来る。当然、「~するつもり」など人の意師志を表す文はこない。話す人の後悔の気持ち、残念な気持ちを表す。

∞ 連体修飾型(「名詞+の」のかたちはない)+ばかりに

5 ~だけに・~だけの 

A <~ので、それにふさわしく> ◆ 「~ので、当然のことだが」と言いたい時。

① 連休だけに、道路は行楽地へ向かう車でいっぱいだ。

② 辻さんは子供の時からイギリスで教育を受けただけに、きれいな英語を話す。さすがスピーチ大会で優勝したタンさんだけのことはある。

③ 今日パーテイーのスピ_チもとても上手だった。

☞ 前の文で理由となる事実を言い、後の文では「その価値、能力にふさわしく~だ」と当然でくる評価や判断などを強調して言う。  

共起 さすが~だけに  ~だけに・~だけの B <~ので、もっと> ◆ 「~ので、~普通以上に」という意味。

① 父は年をとっているだけに、病気をすると心配だ。

② この都市には電車がないだけに、市民生活にとってよい道路が大切なのです。

③ 体調が悪くてあきらめていただけに、今日の優勝は特にうれしい。

∞ 連体修飾型(「名詞+の」の形はない)+だけに

6 ~だけあって<~ので、それにふさわしく> ◆ 「その才能や身分にふさわしく~だ」と感心したり、誉めたりする時の言い方。

① ここは一流ホテルだけあって、サービスがとてもいい。

② さすがオリンピックの選手だけあって、期待通りの見事な演技を見せてくれた。

③ 十年もフランスに住んでいただけあって、彼女は洋服のセンスがよい。

☞ 共起 さすが~だけあって

∞ 「~だけに」と同じ。

7 ~あまり・~のあまり・あまりの~に<~すぎるので・あまり~ので> ◆ 「~すぎるので、ふつうでない状態や良くない結果になった」という時の表現。

① 今のオリンピックは勝ち負けにこだわるあまり、スポーツマンシップの大切なものをなくしているのではないか。

② 問題は簡単だったのに、考えすぎたあまり、間違えてしまった。

③ 夫が突然の事故でなくなったので、彼女は悲しみのあまり仕事が手につかなくなってしまった。

④ 合格の知らせを聞いて、彼女はうれしさのあまり泣き出した。

⑤ 今年の夏はあまりの暑さに食欲もなくなってしまった。

☞ 「~のあまり」の「~」には感情を表す言葉が来る。「あまりの~に」の「~」には形容詞に「さ」がついた名詞が来る事が多い。

他例 驚さのあまり 心配のあまり 感激のあまり 懐かしさのあまり他例 あまりの難しさ あまりの優しさに あまりの寒さに あまりの寂しさに

∞ 連体修飾型(肯定形だけ)+あまり あまり+名詞+に

8 ~ばこそ<~から> ◆ 「~から~のだ。ほかの理由ではない」と言いたい時に使う表現。

① 君の将来を考えればこそ、忠告するのだ。

② 音楽があればこそ、こうして生きていく希望も湧いてくる。

③ 私が務めを続けられるのも、近所に子どもの世話をしてくれる人がいればこそだ。

④ 練習が楽しければこそ、もっと頑張ろうという気持ちにも慣れるのだ。

☞ 話す人の積極的な姿勢の理由を強く言う言い方。「~」は状態の表現が多い。

(3) 原因・理由 決心、判断、推量等をする時の理由を言いたい時

1 ~以上(は)<~のだから> ◆ 「~のだから、当然」と理由を言い、話す人の判断、決意、進めなどを言う時。

① 約束した以上、約束は守るべきだと思う。

② この学校に入学した以上、校則は守らなければならない。

③ 学生である以上は、勉強を第一にしなさい。

☞ 後の文には推量、判断、決意、心構え(「~べきだ、~つもりだ、~はずだ、~にちがいない、~てはいけない」など)のような話す人の意志の現れた言い方、または進め、禁止などの話し相手へ働きかける言い方が良く使われる。

∞ 連体修飾型(「名詞+の」の形はない)+以上(は)

2 ~上は<~のだから> ◆ 「~のだから当然」と理由を言い、話す人の判断、決意、進めなどを言う時。

① 社長が決断した上は、われわれ社員はやるしかない。

② 実行する上は、十分な準備が必要だ。

③ やろうと決心したうえは、例え結果が悪くても全力をつくすだけだ。

④ 親元を離れる上は、十分な覚悟をしてもらいたい。

☞ 「~以上(じゃ)」の参照。 ∞ 連体修飾型+上は

3 ~からは・~からには<~のなら・~のだから> ◆ 「~のなら、当然」と理由を言い、話す人の判断、決意、進めなどを言う時。

① ひきうけたからは責任があるのだ。

② 「やるからには、最後までやれ」日本に来たからには、日本のことを徹底的に知りたい。

③ こちらからお願いするからには、できるだけのお礼をさせていただきます。

☞ 「~以上(は)」の参照

∞ 普通形型(な形容詞と名詞は「である型」)+からは

4 ~ことだから・~ことだ<~なのだから> ◆ おたがいにわかっている「~」から判断して、推量したことを言う時に使う。

① 戦争中のことだから、何が起るか分からない。

② 「林さん、遅いですね。来ないんでしょうか。」「いや、いつも遅く来る彼のことだ。きっと20分ぐらいしたら来るよ」健のことだ。

③ 起こってかっとなったら、何をするか分からない。

☞ 前の文で、話す人の主観的判断のわけを言う。③のように話す人と聞く人の間でお互いにわかっていること(この場合は健の性格)は省略されることが多い。

∞ 名詞+の+ことだから

5 ~ところを見ると<~から判断すると> ◆ 「~様子をみて~と推測される」と言いたい時に使う。

① 部屋の電気がついているところを見ると、森さんはまだ起きているようだ。

② 互いに遠慮しあっているところをみると、あの二人はそう親しい関係ではないのだろう。

③ 今回の募集に対して、予想以上に申し込みが多かったところをみると、子の企画は成功するかもしれない。

☞ 後の文は推量や断定の表現が来る。

∞ 連体修飾型+ところをみると

6 ~ではあるまいし<~ではないのだから> ◆ 「~ではないだから、当然」と言いたい時の表現。

① 神様ではあるまいし、十年後の事なんか私にわかるはずはありません。

② 子ども 「子も虫とこの虫は良く似ているけど、どこが違うの。」母   「学者じゃあるまいし、そんな難しいことはママには分からないわ。」

③ 学生  「先生、こも申込書、どう書けばいいのですか。」先生  「えっ、外国語で書くのじゃあるまいし、あなたの⑤国語で書けばいいんだから大丈夫でしょう。」

☞ 後の文には、相手に対する話す人の判断や、主張、話し相手への忠告、進めなどが来る。いくらか口語的な表現。

§20 仮定条件・確定条件 もしある状況になったら、または、ある状況のもとでは、そうする、そうなる、と言いたい時は、どんな言い方がありますか

1 ~さえ~ば ◆ ある状況が成立するのに、一番必要な条件を仮定する時に使う。

① 家の子は暇さえあれば、本を読んでいます。

② これは薬をのみさえすれば治るという病気ではない。入院が必要だ。

③ 謝りさえすれば許されるというのは間違いだ。謝っても許されない罪もある。

④ 子供達が丈夫でさえあれば、親はそれだけで満足だ。

∞ 動詞の(ます)形+さえすれば 名詞+さえ+動詞の~ば形  い形容詞の語幹+くさえあれば な形容詞の語幹+でさえあれば

2 ~としたら・~とすれば・~とすると<~と仮定したら> ◆ 「今は~という状況にはないが、もしその状況を仮定すれば」と言いたい時。

① 「もし、ここに百万円あったとしたら、何に使いますか。」

② 「大学を受験するとしたら、どんな準備が必要でしょうか。」

③  私の言葉が彼をきずつけたのだとしたら、本当に追うし分けないことをしたと思う。

④ まだ大学に進むかどうか分からないけど、もし行くとすれば、一人暮らしをすることになる。

⑤ 免許証を取るのに三十万円以上もかかるとすると、今の経済状況では無理だ。

∞ 普通形型+としたら

3 ~ないことには<~なければ> ◆ 「~なければ、後の事柄は実現しない」と言いたい時に使う。

① ある商品がうれるかどうかは、市場調査をしてみないことには、断定できない。

② 山田さんが資料を持っているんだから、彼が来ないことには会議が始まりません。

③ 体がけんこうでないことには、言い仕事はできないだろう。

☞ 後には否定の意味の文が来る。話す人の消極的な気持ちを表す場合が多い。

4 ~ものなら<もし~できるなら>

① できるものなら鳥になって刻へ帰りたい。

② 「ねえ、田中さんも一緒に旅行に行きましょうよ」「僕もいけるものならいきたいんだけど、ちょっと無理そうだなあ。」

③ スケジュールが自由になるものなら、広島に一泊したいのだが、そうもいかない。

☞1 「~ものなら」の前には可能の意味を含む動詞が来る。そして実現が難しそうなことを、「もしできるなら」と仮定して、後の文で希望や命令など話す人の意志を表す。

☞2 「~のようなことになるなら」と仮定して、後の文で希望や命令など話す人の意志を表す使い方もある。

① どうせ治らないものなら、手術なんか受けたくない。

② きてくれるものなら、早く着て欲しい。

∞ 動詞の辞書型+ものなら

5 ~をぬきしては<~を考えに入れずには> ◆ 「~を考えに入れないと、後の事柄の実現が難しい」という時に使う。

① 料理の上手な山田さんを抜きにしては、パーテイーはあけません。

② モーツアルトの一生は父との旅を抜きにしては語ることができない。

③ この国の将来は、観光事業の発展をぬきにしてはあり得ない。

☞ 後には「~することができない、難しい」という否定的な意味の文が来る。

6 ~う(よう)ものなら<もし~のようなことをしたら・もし~のようなことになったら> ◆ 「もしそんなことをしたら大変なことになる」と言いたい時に使う。

① この学校は規則が厳しいから、断らずに欠席しようものなら、大変だ。

② 彼のような責任感の無い人が委員長になろうものなら、この委員会の活動はめちゃくちゃになる。私は反対だ。

③ 大川さんはこの仕事に人生をかけている。もし失敗しようものなら、彼は二度と立ち直れないだろう。

7 ~ない限り<~しなければ> ◆ 「前の事柄が成立しなければ、後の事柄が実現しない」と言いたい時。

① この建物は許可が無い限り、見学できません。

② 責任者の田中さんが賛成しない限り、この企画書を通すわけにはいかない。

③ 参加各国の協力が得られない限り、この大会を今年中に開くことは不可能だ。

☞ 後の文には、否定や困難の意味を表す文が来る。ただし、その部分が省略されることもある。化学の実験で水といえば、時に断らないかぎり、(普通の水ではなく)蒸留水のことを指す。

8 ~が最後・~たら最後<もし~のようなことをしたら・もし~のようなことになったら> ◆ 「最後」という言葉の示すと通り、「~のようなことをしたら、もうすべてがだめになる、最後だ」という気持ちが強い。

① ワープロのこのキーをいったんおしたら最後、フロッピーの中のメモリーは全部消えてしまいます。

② 父は厳しい人だ。父の言うことにちょっとでも反対したら最後、僕はこの家にいられなくなるだろう。

③ 彼は国境を一歩出たが最後、二度と故郷には戻れないことを知っていた。

∞ 動詞の~た形+が最後 動詞の~たら形+最後

9 ~なくしえ(は)<~がなければ> ◆ 「~がなければ、後のことは実現しない」と言いたい時に使う。

① 努力なくしては成功は難しいだろう。

② 事実の究明なくしては、有罪か無罪かの正しい判断などできるはずがない。

③ 愛なくして何のための人生だろうか。

☞ 「~」には望ましい意味の名詞が来る。後には否定的な意味の文が来る。

∞ 名詞+なくして(は)

10 ~とあれば<~なら> ◆ 「~のためなら、そのことは受け入れられる」と言いたい時に使う。

① 子どもの教育のためとあれば、多少の出費もしかたがない。

② 彼は人柄がいいから、彼のためとあれば協力を惜しまない人が多いだろう。

☞ 後には以来や誘いの文は来ない。

§21 逆接仮定条件 ある状況になってもそうする、そうなると言いたい時は、どんな言い方がありますか

1 ~たとえ~ても<もし~ということになっても> ◆ 「~が成立しても、それに関係なく後の文のようになる」と言いたい時。

① たとえ雪が降っても、仕事はやめません。

② たとえお金がなくても、幸せに暮らせる方法はあるはずだ。

③ たとえ困難でも、これを一生の仕事ときめたのだから最後までがんばりたい。

④ たとえそのうわさが事実でも、あの先生に対する私の信頼は崩れません。

2 ~たところで<~ても> ◆ 「~が成立しても、結果は予期に反して無駄なこと、役に立たないことになってしまう」という話す人の判断を言いたい時に使う。

① 今日から走っていったとこらで、間に合うはずがない。

② 周りの人が何を言ったところで、彼は自分の意見を曲げないだろう。

③ いくら働いたところで、高物価が高くは生活は楽にはならない。

☞ 後の文は話す人の主観的判断、推量などの文が多い。共起 たとえ~たところで、いくら~たところで 疑問詞~たところで

3 ~としても・~にしても<~と仮定しても> ◆ 「今は~ではないが、もしそうなっても関係なく」と言いたい時に使う。

① たとえ私が大金持ちだとしても、毎日遊んで暮らしたいと思わない。

② 仮に私が病気で倒れたとしても、これだけの蓄えがあれば大丈夫だろう。

③ いつかはこのアパートを出なければならないにしても、あまり遠くへは引越ししたくない。

④ 「賛成するにしても反対するにしても、それなりの理由を言ってください。」

共起 たとえ~としても、仮に~としても 疑問詞~としても ∞ 普通形型+としても 名詞・普通形型(な形容詞と名詞は「である型」。ただし、「である」がない場合もある)+にしても

4 ~にしろ・~にせよ<~と仮定しても> ◆ 「今は~ではないが、もしそうなっても関係なく」と言いたい時に使う。

① たとえ家を買うにしろ、青にお金を出してもらうわけにはいかない。

② 就職先がたとえ小さな会社であるにしろ、就業規則というものがあるはずだから、それに従わなければならない。

③ 参加するにしろしないにしろ、返事は早くした方がいい。

④ どんなことをするにせよ、十分な計画と準備が必要だ。

⑤ どんなにわずかな額の予算にせよ、委員会の承認を得なければならない。

共起 たとえ~にしろ、仮に~にしろ、疑問詞~にしろ ◆ ∞ 普通形型(な形容詞と名詞は「である型」)+にしろ

5 ~といえども<~でも> ✎ 極端な立場のものを仮定して、「それほどの~でも」と言いたい時に使う。

① どんな悪人と言えども、悪いことをしたあと言い気分はしないと思う。

② どれはどの悪条件といえども、一度決めた計画は必ず実行しなければならない。

③ たとえ宗教と言えども、人の心の自由を奪うことはできないはずだ。

④ いかなる知識人といえども、五十年後のわが国の姿を正確には予想できないのではないだろう。

共起 たとえ~といえども、疑問詞~といえども ① ∞ 名詞+といえども

6 ~であれ<~でも> ✎

① 命令されたことがなにであれ、きちんと最後までやらなければならない。

② 引越し先がどこであれ、きっとその土地が好きになると思います。

③ たとえ相手が社長であれ、私は自分の意見をはっきり言おう。

④ どのような体制の国家であれ、教育を重視しない国家は発展しないだろう。

☞ 後の文は話す人の主観的判断や推量を表す文が来ることが多い。

共起 たとえ~であれ 疑問詞~であれ

∞ 名詞+であれ

7 ~う(よう)が・~う(よう)と(も)<~ても>

① 誰が何といおうが、私は決心を曲げないつもりだ。

② あの人はまわりがどんなにうるさかろうが、気にしない人です。

③ どんなに悪く言われようと、あの人は平気らしい。

④ あの人は他人がどんなにこまっていようとも、心を動かさない人だ。

⑤ 共起 たとえ~う(よう)が、疑問詞~う(よう)が

8 ~う(よう)が~まいが・~う(よう)と~まいと<~ても~なくても> ◆ 二つの対立する事柄を仮定して、どちらの場合にも後の文が成立すると言いたいときに使う。

① 雨が降ろうと降るまいと、この行事は毎年必ず同じ日に行われます。

② あの人が来ようと来るまいと、私には関係ないことだ。

③ 「参加しようがするまいが、会費だけは払わなければなりませんよ。

∞ 動詞の辞書形(動詞Ⅱ・Ⅲは「(ない)形+、まいが)もある。「するは「するまい」もある」+まいが

§22 不可能・可能・困難・容易 ある事情によりそのことができない、できる、難しい、易しいと言いたい時はどんない方がありますか

1 ~がたい<~するのは難しい>

① あの元気な弘が病気になるなんて信じがたいことです。

② 弱い者をいじめるとは許しがたい行為だ。

③ 幼い子供とはなれて暮らすことはかれには耐えがたったのだろう。

☞ ×私にはコンピューターは難しくて、つかいがたいです。

×まだけがが直っていないので、長い時間は歩きがたい。

「能力てきにできない」と言う意味では使わない。

∞ どうしの(ます)形+がたい

2 ~わけにはいかない<~できない>

◆ 「~をしたい気持ちはあるが、社会的、道徳的、心理的など理由でできない」と言いたい時。

① 明日は試験があるから、今日は遊んでいるわけには行かない。

② 「これは死んだ友人がくれた大切なもので、あげるわけにはいあかないんです」

③ 資源問題が深刻になってきて、企業もこれを無視するわけにはいかなくなった。

∞ 動詞の辞書形+わけにはいかない

<3 ~かねる<~できない>                               

◆ 「気持ちの上で抵抗があって~できない、~することは難しい」と言う意味。

親の希望を考えると、結婚のことを両親に言い出しかねています。

① 私の経済的に困った状況を見かねたらしく山田さんがたすけてくれた。

② 客 「香港域の飛行機は何時に出ますか。」

係りの人 「ここではわかりかねますので、あちらのカワンターでお聞きください。」

③ 客 「A席のっぷをB席と取り替えてもらえませんか」

係りの人 「申し訳ございませんが、予約がいっぱいですのでご希望に応じかねます。

☞ ③④は、サービス業などで客の希望に応じられないことを婉曲に言う例である。

∞ 動詞の(ます)形+かねる

4 ~ようがない・~ようもない<~できない>

◆ 「そうしたいが、其の手段、方法がなくてできない」と言いたい時に使う。

① あの人の住所も電話番号もわからないのですから、知らせようがありません。

② 推薦状を書いてくれと言われても、あの人のことをよく知らないのだから、書きようがない。

③ 社員はやる気があるのだが、会社の方針が変わらないのだからどうしようもない。

④ 夜遅く、電車もバスもなくかり、どうしょうもなく歩いて帰りました。

∞ 動詞の(ます)形+ようがない

<5 ~得る・~得ない<~の可能性がある・できる・~の可能性がない・できない>        

① これは仕事を成功させるために考え得る最上の方法です。

② 患者「やはり手術をさなければならないんでしょうか」

医者「ええ、そういう事もあり得ますね。」

③ 彼が事件の現場にいたなんて、そんなことはあり得ない。

④ この事故はまったく予測しえぬことであった。

∞ 動詞の(ます)形+得る

6 ~う(よう)にも~ない<~しようと思ってもできない>

◆ 「~したくても、それを妨げる事情があってできない」という意味。

① 大切な電話がくRことになっているので、出かけようにもでかけられません。

② 何しろ言葉が通じないのだから、道を聞こうにも聞けなくて困った。

③ 大けがをしていま病院のベッドの上です。動こうにも動けない状態です。

④ 早く電話をしようにみ、近くに電話がなかったんです。

<7 ~にかたくない<~できる・~するのはやさしい>                   ✎

◆ 「状況から考えて容易に~できる」と言いたい時に使う。

① 彼が親の死後どうしたか、想像に硬くありません。

② 母親の其の言葉を聴いて傷ついた子供の心のうちは想像にかたくない。

③ 父が私の変わりようを見て、どんなに驚いたか想像にかたくない。

☞ 「想像にかたくない」という形で慣用的に使うことが多い。

<8 ~に足る<~できる・~するだけの価値がある>                    ✎

① 彼は今度の数学オリンピックで十分満足に足る成績が取れるだろう。

② これはわざわざ議論するに足る問題だろうか。

③ 田中君は大学の代表として推薦するに足る有望な学生だ。

☞ 「~に足る+名詞」の形で使う。

∞ 動詞の辞書形・する動詞の名詞+に足る+名詞

9 ~にたえる・~にたえない<~ことに耐えられる・~ことに耐えられない>

◆ 「~にたえない」は「不快感、心理的圧迫感があって、そうしていることが我慢できない」と言う意味。

① あの映画は子供向けですが、大人の鑑賞にも十分たえる映画です。

② 彼の絵はとてもへたで専門家の批評にたえる絵ではない。

③ あの人の話はいつも人の悪口ばかりで、聞くに堪えない。

④ 事故現場はまったく見るにたえないありさまだった。

∞ 動詞の辞書形・する動詞の名詞+にたえる

§23 傾向・状態・様子 物事がどんな状態・状況か、または、動作がどんな様子かを言いたい時は、どんな言い方がありますか

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